2004/2/29（日） 先行艇絶対有利の原則
競艇にしろカジノにしろ小銭にしろ
書くことが一杯あるのでどれを書こうか迷っている今日この頃
いかがお過ごしでしょうか。
会社だったらうちの課を宣伝してくれ！
と社員にせがまれてる感じですかｗ
優先的に書いて欲しいことでもあれば
メールか掲示板までお願いします。
今日は競艇課にしますか。
以前競艇の楽しさは展開予想だけじゃないといいましたが
今日はそれに関してひとつ。
競艇というのは先行艇が圧倒的に有利です。
競艇が競馬や競輪と一線を画す部分はこの部分です。
モーター競技なので前を走っても
風圧によって体力が減ることはありませんから
とにかく前に行けば有利になります。
ではなぜ先行艇が有利なのでしょう。
一般的に言われるのは「引き波」についてです。
引き波とは舟が走ったあとにできる航跡のことを言います。
舟が水中でプロペラを回すと気泡ができます。
この気泡が集まるとその部分だけ水がなくなり
プロペラは水をかくことができなくなって空転します。
これをキャビテーションといいます。
キャビテーションが起きると舟は失速します。
引き波は気泡のかたまりなので
その上を走るとキャビテーションがおきやすくなります。
さらに引き波はその名の通り波ですので
舟がぶつかる方向によっては転覆のおそれがあります。
波は縦にぶつかれば転覆しませんが大きく失速します。
怖いのは横からの波で横からくると転覆します。
ここで転覆しないように乗ると
選手は自分のターンつまり最速で回るターンができず、
引き波を越えるターンをしなければならなくなります。
先行艇が転覆するのはみたことないですが、
後続艇がよく転覆するのはこの波のせいです。
先行艇自らはこの引き波の影響をうけず、
後続艇を常にこの引き波にさらすことができる
というのが先行艇が有利な理由のひとつになります。
つづく。
