2004/3/18(木) オカルトVSデジタル
ギャンブルをする上で
あなたはオカルト派ですか?それともデジタル派ですか?
という質問があった場合、みなさんはなんと答えるでしょう。
私はオカルト派だと答えます。
私も以前はデジタル的なギャンブルの取り組み方をしていました。
あるパターンをつくってそれを徹底的に検証するという作業ですね。
しかしスーパーコンピュータですら
いまだギャンブルで100%勝てる方法が編み出されていません。
なぜでしょうね?
答えは「ギャンブルの世界においては1という数字が持つ意味が変わる」からです。
ギャンブルの世界において1+1は常に2とはかぎりません。
3であったり-1であったりします。
一方スーパーコンピューターの中では1+1は常に2でなくてはなりません。
これがデジタルの限界です。
この1+1が2でなくなる部分は人間が埋めてやらないといけないんですね。
巷に山のように溢れる必勝法を私もご多分に漏れず読み漁りました。
そして勝ってる人の記述を見るたびにいつも思ってたことがあります。
「勝ってる人はみな自分が作ったパターンどおりに買ってないじゃないか」と。
自分がつくった必勝法どおりに買えよ!とつっこみを入れたくなるんですが
時には勘だったり、時には思いつきだったりパターンを外して買うことが多いんです。
最初のうちはパターンを外して買ったり勘で買ってたりしてる人の本は
当てにならないと思っていました。
もっとパターンどおりに買って、勝ってる人の本を探しました。
デジタル派でしたからね。
しかしやがてパターンを外して買ってるほうがホントじゃないかと思うようになりました。
パターンどおりに買って勝てるならスーパーコンピューターを操れる人が
億万長者になれるわけですが、いまだそんな話は聞いたことがありません。
そしてあることがきっかけでオカルト派に移行します。
今は大分オカルトになってますが
それでもまだデジタルの感覚が抜けきれていない部分があります。
ひとつのパターンを作って一日それを適用して買うというやつですね。
別に私はデジタルを否定するわけではありません。
デジタルも最大限尊重しています。
しかしデジタルには限界があります。
その限界を感じたらオカルトの世界に足を踏み入れてみてはどうでしょうか。
最後に私の好きなマンガの一節をあげておきます。
「デジタルの中にオカルトがあるんやない。
オカルトというでっかい真理の中にデジタルという基本項目があるんや。」
by
牌賊オカルティ