2004/6/21(月) 第一打字牌切り禁止 その1
今日は麻雀課からお送りします。
麻雀課では主に雀鬼流について考えてみたいと思います。
今日は雀鬼流の代名詞にもなっている第一打字牌切り禁止についてみていきましょう。
雀鬼流を批判する人が真っ先に槍玉にあげるのが
この第一打字牌切り禁止についてです。
配牌で字牌が不要牌として浮いてる場合
それを切らないで数牌を切るのは非合理的だというわけです。
しかし第一打の字牌切り禁止は本当の意味で「合理的」なのです。
じゃあどこが合理的なのか。
今日はまず片山まさゆき氏の意見を見てみましょう。
「第一打にオタ風は何も考えないで済む楽な打法だけど
オタ風以外に第一打を捜そうと思えば
これは非常にむずかしくなってくるが
配牌時の面子構成に対してするどくなってくるので
これが頭の体操や訓練になるのだと思います」
牌の音ストーリーズより
確かに配牌で字牌が余っているのに
あえて数牌の不要牌を探すということは
非常に面子構成に対して厳しい目を養えます。
雀鬼は言います。
麻雀は4面子1雀頭。ひとつとったらひとついらないんだ、と。
配牌で何も考えずに字牌を切っていくと
最終的にこの4面子に絞り込めずに困ることが多くなってくるのです。
つづく。