2004/10/12(火) 外国為替入門 レバレッジ
為替は信用取引を簡単にしたものと言いましたが
信用取引といえば自己資金の3倍まで売買できるという特徴を持っています。
一方為替では自己資金の20倍以上
の外国通貨を運用します。
かなり引くかもしれませんが
これは外国為替「証拠金取引」なので
レバレッジを効かせることは前提なんですね。
ちなみにレバレッジとは「てこ」という意味で
小さい資金で大きい資金を動かすことをいいます。
なんでレバレッジを効かせないといけないかというと
為替は変動幅が小さいからです。
今の段階で1ドル109円85銭ですが
1単位だけで取引すると「1銭」単位になってしまいます。
儲けもへちまもないですね。
ですからこれを1万倍して取引しているわけです。
1万通貨購入した場合1銭動くと100円変動します。
1円動くと1万円ですがどれくらいの頻度で1円動くかどうかというのは
ニュースをみてみてください。
びっくりするぐらい動きません。
そんなわけで言うほど変動はありません。
最も売買単位数を上げればそれに応じて変動額も増えますが。
そうなると気になるのは損失を出した時ですが
それはどうなってるのでしょうか。
それは次回に回します。