2004/10/13(水) 外国為替入門 ロスカット
さてレバレッジを効かせて取引する場合
怖いのは損失を出した時です。
株の信用取引では売り方が踏み上げられたら
青天井で損失無限大だなどとよく言われますが
為替の場合は市場規模が大きいため青天井ということはありません。
窓が開くことすらほとんどありません。
無論ドルショックや大恐慌のようなことがあればその限りではないですが
そうなると株式市場もものすごいことになってると思います。
また為替の場合は信用取引のように
ある一定の金額を負けを超えると
追い証が発生するということはありません。
ある一定の残高を割ると強制的に決済されます。
大体取引量の5%がロスカットラインとなります。
つまりドルを1万通貨買った場合
1ドル110円とすると
110円×1万単位×5%=5万5千円
残高が5万5千円を割ると強制的に決済されます。
割らない限りはいくらでも保有できます。
信用取引より有利なのはやはり流動性の高さに尽きると思います。
売りたいときにいつでも売れて買いたいときにいつでも買えるからです。
株の時は買いたくても売り手が現れないと売ってもらえないので
信用売りをすると踏み上げられてしまうわけです。
そういう点ではリスク管理がしっかりできると思います。
ではまた。