2004/11/09(火) 運の偏り
「運」というものの定義は
桜井章一氏の言葉を借りると
「良否の偏り」
ということになります。
じゃあこの偏りはなぜ起こるのでしょうか。
運の偏りは
「好き嫌いを作ることによって起こる」
のです。
良否とは誰にとっての良否かといえば
自分にとっての良否です。
自分にとって好きなことは良いこと。
嫌いなことは悪いことなわけです。
例えば晴れの日は好きで
雨の日は嫌いだとします。
そうすると晴れている日が自分にとっては運のいい日。
雨の日は自分にとっては運の悪い日になるわけです。
しかし当たり前のことですが
世の中晴れている日ばかりではありませんし
雨が降っている日ばかりでもありません。
よって好き嫌いのある人は
運のいい日と運の悪い日というのがはっきりできてしまうのです。
ギャンブルに置き換えれば
インが好きな人はインが来る日が運のいい日で勝てる日であり
先行馬好きな人は先行馬が来る日が運のいい日で勝てる日になってしまいます。
運の偏りをなくすにはどうすればよいか。
それは好き嫌いをなくすことです。
雨の日は雨の日のよさがある。
そう思える人は運が大きく偏ることはないはずです。