2004/11/28（日） ジャパンカップ ジャパンカップダート その2
ここのところ固い決着が続きますね。
またしてもガミってしまいました。
では回顧です。
ジャパンカップはマグナーテンが引っ張る展開。
岡部が先行するとペースが緩くなるのが通常ですが
（ペースを知っている騎手が少ないため）
今回早いなと感じました。
多分、ゼンノロブロイの援護に回ったのでしょう。
このペースで押し切れるほどマグナーテンは強くないと思います。
注目のコスモバルクは後ろではなく前のほうにいましたが
かかっているそぶりもありません。
これが五十嵐とルメールの差なのでしょうか。
私が注目していたのはヒシミラクルです。
しかし4コーナーで角田はまだ手綱を抑えてる・・・。
差し馬ならそれでもいいでしょう。
東京の直線は長いですし
早く仕掛けたほうが負けです。
しかしヒシミラクルはそんな馬ではありません。
3コーナーから仕掛けて
そのリードを守りきるというのがベストの騎乗です。
菊花賞、天皇賞であれほど馬に教えてもらってるのに
まだそんな騎乗をするのかと思ってみてました。
4コーナーからの瞬発力勝負では
ゼンノロブロイはもちろん
ホオキパウェーブやナリタセンチュリーにも勝てないでしょう。
4角で先頭にいないのでヒシミラクルは諦めました。
となると残りの馬ですが
外国馬のポリシーメイカーが粘っています。
これはヤバイと思ったところへ
デルタブルースがゴール直前でなんとか差し3着確保。
ほっと一息でした。
コスモバルクはやはり強いですね。
今回一番強い競馬をしています。
ゼンノロブロイよりも強い競馬をしているので
次以降も楽しみです。
ゼンノロブロイは瞬発力勝負なら分があります。
瞬発力勝負に持ち込ませたマグナーテンのおかげでしょうね。
デルタブルースも今後要追いかけ馬でしょう。
さてジャパンカップダートの方はと言うと
スタートしてからローエングリンががむしゃらに先頭をとりに行きます。
そこまで頑張らなくてもいいんじゃないかと思いましたが
やはり最後失速してしまいました。
ローエングリンがハイペースをつくったことにより
当然差し馬同士の決着になります。
そんな中、武は最内をついてきます。
こうなると外をまわさされたアドマイヤドンが少しつらくなります。
いつもの手ごたえもなかったようですし
タイムパラドックスを捉えることはできませんでした。
鞍上が変わるとこうも変わるもんなんですね。
タイムパラドックスがG1で差せる馬に大変身してしまいました。
あとジンクライシスの強さもひかりました。
アドマイヤドンの後を継ぐのでしょうか。
トップオブワールドも今後注意してみたいですね。
今回はそんなところです。
ではまた。
