2005/11/28（月） 格言について
みなさんは格言に対してどのように向き合ってますでしょうか。
１．先人の英知の結晶であるから重視してますか？
２．抽象的すぎて参考にならないと思っていますか？
３．はたまた単なるオカルトだと切って捨ててますか？
私はギャンブルを始める前は1番目でした。
ギャンブルに取り組みはじめて3番目になりました。
そして今はまた1番目に戻っています。
「人の行く道の裏に宝の山あり（人の行く道の裏に道あり花の山）」
「麦わら帽子は冬に買え」
人と同じことをしていては儲からないという
株式で最も有名な格言があります。
この格言について何を思うでしょうか。
この格言を取り上げて人と同じことをやってはいけない
と主張する人が数多くいます。
私も最初この格言を見たときに
そうか人と同じことをやっていては駄目なんだなと単純に思いました。
じゃあ人と同じことをやっていては儲からないのか。
違うんですね。この格言はもう少し深く読んであげないといけなのです。
桜の花はいつ咲くでしょうか。
春ですね。
桜の花見をしたければ春に行かないとみれません。
ということは桜の花見をしたい時はみんな春に行動しなければならないのです。
ここで他人と同じことをしては駄目だといって
冬に花見に行っても桜の花を見ることはできません。
しかし世の中では人と同じことをしては駄目だから
冬に花見に行きなさいと言っている人が多くいるような気がします。
桜の花を見たければみんなと同じように行動しなければ見れないのです。
その上で桜の花を落ち着いてみられる場所を求めるなら
人とは違った桜の花を見たいなら
人と違う道を行きなさいということをこの格言は教えてくれます。
麦わら帽子は冬に買えば確かに安く買えるかもしれません。
しかし冬に麦わら帽子を置いてある店はそうあるものではないし
麦わら帽子はやはり夏かぶるものです。
麦わら帽子を冬に買おうとして夏に買う以上のお金を使った人はいませんか。
麦わら帽子を冬に買ってタンスの中にしまいこんだままの人はいませんか。
他人と同じ方向は見てなければいけません。
そしてその上でほんの少しだけ他人と違ったことをする。
それが儲ける上で重要である、とこの格言は教えてくれているのではないでしょうか。
あなたは格言から何を感じとりますか？
