2006/10/22（日）　河内屋語録

あのー、私から言うのも変なのですが、
テクニカル分析に期待をしすぎないでください。
読者の方からメールをいただくことが多いのですが、私が、

「5分でバッチリ、すべてがわかる秘密の罫線」

を使っているように思われている方もいらっしゃいます。

当然、そうではなく皆さんと同じチャートを見ているだけです。
そして、ストキャスティクスに限らず
テクニカル分析もチャート分析もいい加減なもの
であるということを忘れないでください。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」です。

下に「サルでも儲かる相場教室」のことを書いていますが、
「サル教」でも
「マル秘中国の秘法、孫悟空が使ったチャート」

というのは出てきません。

・相場は順張りで。
・利は伸ばす。
・損切りを確実にする

幹（基本）はこれだけです。

その基本に、
・（順張りの）建て玉の仕方
・（順張りの）手仕舞いの仕方（損切り、利食い）
・ポジションという考え方

というのが引っ付いて、枝となり、
その後に
・テクニカル分析
・チャート分析

が葉っぱとして引っ付いているのです。

テクニカル分析は、「思いっきりテレビ」や「あるある大辞典」のようなもので
「とうもろこしは神経痛を和らげる。」
「悪玉コレストロールをやっつけるにはアンミツ。」
といった類のものです。

「いいかげんなもの」というのを認識しながら使わないといけません。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　河内屋源兵衛