2007/11/24(土) 河内屋語録 その22
私は「ストキャ使い」ですが、基本的にテクニカルを信用していません。
陽転や陰転を見て儲かるんだったら苦労はありませんものね。
ただ、ストキャにしてもMACDにしても、陽転中・陰転中を見ることによって、
「買い方・売り方のどちらが攻撃中なのか」
ということがわかるのではないでしょうか。
陽転中は買い方が攻撃中であり、
陰転は攻守が交代して売り方の攻撃になったということですね。
でも、攻撃中だからといって必ず得点をすることが出来るとは限りませんよね。
「敵のペナルティーエリア付近で攻めに攻めている」
という状況でも得点できるとは限りません。
味方ディフェンダーさえもが攻め上がっている状況で得点することが出来なければ、
カウンターを喰らって瞬時に大ピンチになることも多くあります。
相場も同じでして、買い方が攻めている状況でも価格の上昇がショボければ
逆襲を喰らってしまいます。
「ストキャが陽転上昇しているのに価格は上昇せずヨコヨコのまま」
というのはこういう状況ですね。
価格の面では「ティックブレイクからの反転」というのが逆襲になります。
ですから、テクニカルを見るときには、
「陽転上昇中には、価格がしっかりと上昇しているか」
「陰転中に価格がしっかりと下落しているか」
ということを確認する必要があるのですよ。
難しく考える必要はありません。
「価格とテクニカルが自然な動きになっているかどうか」
ということを見ればよいのですね。
逆襲を喰らうときには、どこかで不自然な動きが発生しています。
それを見逃さなければいいだけなんですよ。