2009/2/20(金) おくあん語録 その9



トレードの売買戦略には、
予測は絶対に必要です。
しかし、トレードで利益を出すということは
「相場を当てる」こととは関係がないということです。

相場を当てなければ、利益がでないじゃないか?
だから、当てようと努力するんじゃないか?
それで、みんな、一生懸命に予測するんじゃないの?

トレードで利益を出すというのは、
損したり儲けたりをくり返して、
その結果、トータルで利益にするということです。
損のない、言い換えれば、リスクのないトレードは無いです。
つまり、相場で儲けるためにはリスクを取らざるを得ないということです。
それは、損のトレードがあってもしかたがないということです。

で、トレードで損をすることとはなにか?
それは、誤ったポジションを維持したということです。
誤ったポジションを維持しなければ、
損は許容範囲におさえることができます。

では、何故、誤ったポジションを維持するのか?
将来変動を正しく予測したので、
その結果としてポジションを維持することになりますが、
既に正しく予測したので、今は引かされているが、
将来の市場は自分の予測の方になると思い込むからです。
そして、どうしょうもなくなった時に、自分の予測が誤りであったことに気が付く。
それで、反省し、もっと正しく予測しようと、さらに努力をする。
わからない場合は、これのどうどうめぐりになる。

損の最大の原因は誤ったポジションを自分が一生懸命維持したためで
予測の正誤ではないということです。

予測は絶対に必要だが、
トレードで利益を出すということは、すなわち、
将来変動を正しく予測することである、
との考えはかえって危険であるということです。

将来変動を予測しないで、
いいかげんなポジションを取れといっているのではないですよ!!!

我々ができる最善の方法は、資金を守り、
リスクを取らざるを得ない状況の時のみリスクをとることです。
リスクを取らざるを得ない状況の時とは。
自分で決めて自分で納得した自分の狙い目、つまり、自分の儲けどころのことです。
自分の儲けどころと確認!できたところです。
欲張ってスケベ心を出すと危険ですよ。(笑い)

そして、自分の買うところ、自分の損切りするところ、
自分の利食いするところ、でそう「する」ことです。
自分の儲けどころでないときは、資金を守るために絶対にリスクをとらないことです。
つまり、ポジションを建てない。ポジションがある場合は即座に解消する。
なぜなら、自分の儲けどころは自分が損をするところでもあるからです。



                                                          おくあん






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