2009/4/26(日) おくあん語録 その11



以前に、相場で利益を上げるのは予測の正誤とは関係ないについて述べた。
相場で利益を上げるために重要なのは値動きに対する対処の仕方にある。
そのための戦略や相場についての考え方が、やり方に反映する。
相場で予測する事は重要なことだし、
優位なところでのみ建玉しようとすることも重要だ。
しかし、なにが重要中の重要かというと、値動きに対応することだ。
手法の違いにもよるが、ここでいうのは、こまかい目先の値動きでは無い。
それは、上がってもよいし下がってもよいということだ。
上がったときになにをするのか、下がったときになにをするのか、
上がりも下がりもしないときはどうするのか。
上がってもよいし下がってもよいポジションを心掛け柔軟にすることだ。
心理的もしくは物理的に堅く
身動きのとれないポジションをとらないように注意すること。

相手のある事柄に対応するゲームはいろいろなものがある。
ゴルフ、将棋、ポーカー、ヨット等など。
そしてそのゲームに特有なルールがそこにある。
そこで、特有なルールに基づいて
ゲームを有利にすすめるためには戦略がものをいう。
ゴルフでいえば、次ぎのショットが簡単に打てるための位置に打とうというもの。
かといって、プロでも思い通りの位置にうてないもの。
しかし、そのような戦略なしにゲームをすすめるのと、
そうでないのは雲泥の差がでる。

相場での予測は、戦略であるべきで、上か下かのアテモノであってはならない。
上がったとき、下がったとき、わからないとき、どう対処するのか。
それらのことを、自分なりにかんがえてやらないと、
いきあたりばったりでは長続きはしない。
目先の動きにとらわれて、自分の戦略を見失うことのないようにすること。
大事なのは、どう予測するのかではなく、どう対処、対応するかの戦略だ。

アテモノでも、損切りのラインと株数の管理のセットは絶対に必要だ。
前に「株はチャートでわかる」を論じたが、損切りのラインと株数の管理がないと、
あの手法はなんの意味も無い。

どこで仕掛けるのかは、たしかに大事なことである。
しかし、ほんとうにだいじなのは、どう対処するかだ。
ポジションをこのまま維持するのか、ここで増やすのか、ここで減らすのか、
ここで利食いするのか、ここで損切りするのか。
それらを事前に、戦略をたて、値動きにあわせてうまく対応することが重要だ。

仕掛けについて、わすれてはならないのは、
買いは売るために買うのであって買うために買うのではないということだ。

対処のしかたについての答えはひとつでないのはもちろんのことだ。
自分の考えや心理的にゆとりのあるやりかたを身につけることが、
トレードで利をあげていくことになる。
そのために、戦略をたてて、その戦略の具現としての買いと売りと資金管理、
株数管理の練習をする。
売りの結果は利食いになるかもしれない、損切りになるかもしれない。
戦略どおりならそれでよい。
戦略に基づいて、うまく対応すること。
それを身につけること。そのために練習をする。
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しかし、はりきって書いたけど、抽象的でなんかよくわからないかも。(笑)
みんなに解る書き方は難しい。
で、以上のことは全部きれいさっぱり忘れていただいて、結論。

「なんかよくわからないが、値動きをみて、買う、売る、
資金管理、株数管理の練習をすることは大事だ。」

でした。



                                 おくあん






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