2009/7/18(土) おくあん語録 その14



トレードとは、ある期間内での玉数の増減の巧拙である。

と言い切れば、予測を当てる当てないの問題ではない
ということがはっきりとすると思う。
相場をやるとは、ある期間内に、ある資金の内で、
玉をどう増減させるのか、の問題である。

もちろん、値動きを見てそれらを判断することになる。
値動きを見て判断するということは、うけとめる側の問題である。
そして技術とはうけとめる側の感受性と実行力があってはじめて成立する。

建てている途中の玉のすわり(姿)が、
有利なのか不利なのか、じゃどうすればいいのか、そのことだけだ。
それで、いくら儲かるのか、いくら損するのかは、
今後の市場の動きと今後の自分の実践次第。
そして「市場の動き」とは、いいかえると「市場のとらえかた」、または
「自分の感覚そのもの」といっても過言ではない。
なにかの事情で自分の感覚がゆがんでおれば、
市場をゆがめてうけとめるだろう。
また値動きをすなおにうけとめることができていなければ、
市場の動きはわからないだろうし、
売買もすなおではないものになるだろう。

市場がうまく上がって自分の選択が上手であれば儲かるが、
選択がだめならあまり儲からない。
下がれば当然儲からない。しかし自分の選択が上手であれば損は少なくて済む。
このことが「ゆっくりと見る」=「ゆっくりと値動きをとらえる」=「ゆっくりと売買する」
の意味です。

トレードとは、予測を当てることではない。
玉数を、ある期間内に、ある資金の内で、値動きに応じて、
有利なように、不利でないように、
増減するまたはしない、ということだ。
当然に、有利不利には、自分の心理的有利不利もそこに含まれる。



                                 おくあん






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