2009/9/29(火) おくあん語録 その17



相場でなにがいかんといえば、あれこれ考えることが一番いかんです。
値動きをみて判断し行動するのが原則であるなら、そのようにすべきで、
それ以上に、あれこれ考えてしまうことは、
すでにそうしていない状態に陥ってしまっています。

残念ながら、予測が正解なのか誤りなのかは、
事前にはわからないもので、売買の途中でわかってきます。
むしろ、その時およびそれまでの建玉が正解なのか誤りなのかが結果に大きく影響します。
問われるのは、予測の正誤ではなく建玉のやり方のほうです。

雨がふったら傘をさす。天気になったら合羽を脱ぐ。
この程度の判断で充分で、それ以上考えると、逆に危険が大きくなります。
相場は、正解を求めようと思うとものすごく難しいです。
誤りだったら、誤りだったときのこと。
正解だったら、正解だったときのこと。
ほんとに無責任な表現で恐縮ですが、
どちらかというとこれらをきっちり実行していくことの方が大事です。
逆に、きっちり実行できるように注意しながら建玉することが、 相場をやる上で非常に重要なことです。

もう一度、わたしの好きな格言をかきます。この文章はほんとうにいいです。
林 輝太郎著「相場金言集」より抜粋。

「相場の失敗は予測を誤ったからではなく、玉の建て方を誤ったためであることがほとんどである」(林 輝太郎)



                                 おくあん






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