2009/10/2(金) おくあん語録 その20
現実のトレードでは、心理的な負荷(恐怖や欲望またはバイアス)
がある状態で、冷静にやることが問われます。
仮に心理的な負荷がない状態(つもり商い)で、
ある方法を練習をしたとします。
そして、心理的な負荷がある状態にもどったときに、
はたしてその方法が冷静にできるのかという問題に直面します。
そのときにその方法が発揮できれば、問題はないとおもいますが、
発揮できなければ、その方法と技術はかえって心理的な負荷になりえます。
そして、それは現場にそぐわず、混乱をおこすだけになるかもしれません。
現実での実際の基本練習では、逆に心理的な負荷を排除することからです。
プレッシャーのなかで、恐怖や欲望またはバイアスを押さえて冷静に売買する練習です。
試行錯誤をやっているうちに、だんだんと冷静に売買できるようになってきますが、
その経験や過程が大事です。
その方法論と実体験が大切で、これを先に身につけることが大事です。
おくあん