2012/1/26(木) おくあん語録



値動きから受け止める感じに重点をおくのだから、
考えるとおかしくなる。
強弱の動きをとらえるのに、考え込むというのはへんでしょ。
考え込むのは、よくわからないからで、
わからない事自体はそれでいいんです。
休んでおれば。
または、あっさりできればそれでよいわけです。

上がるのか、下がるのかを一生懸命考えるのではないです。
あるいは、上がるのか、下がるのかを感覚で積極的に予測するということでもない。
動き、変動を、受動で感じてとらえるということです。
現実の値動きに応じた、アクションをとるために、ということです。

感覚のほうがはるかに正確だ、というのは、
現状の把握と行動が的確にできるということで、
感覚でもって上げ下げの積極的な予測が正確にできるということではないです。
感覚というのはあくまで受動であって、現状の把握のみです。

あえて感覚だけを切り離して述べましたが、
受動的感覚と能動的技術能力はセットのものです。
でもって、建玉をするという能動的な行為は、
個人のエイヤッです。(笑)

受動である感覚ではたして相場が張れるのか、という疑問があります。
あるいは、積極的な予測を重視しない方法が、はたして有効なのかと。
これは、リスク(予測できない危険)のある相場に対して、
予測能力または予測確率を高めることが、
はたして有効なのかという疑問の表裏の関係であります。

そこで、受動である感覚だけでなく、
相場の技術面が必要となってきます。
具体的にいうと。
予測できない危険に遭遇したときに、安心材料を探したり、
自分や自分の行為を正当化すること(思考)
ではなく、いかに小さな損害で逃げ切るのか(技術行動)ということです。
あるいは、予測できない幸運に遭遇したときに、理由を探す(思考)のではなく、
いかに利を伸ばして逃げ切るのか(技術行動)ということです。
つまり、上がったり、下がったりする理由などはどうでもよいということです。

よって頭で考えるのではなく
身体で反応して行動できるようになることが必要となります。
なぜなら、感覚でとらえるほうがよりストレートであり
直接的な行動への引き金になり得るからです。


                                  おくあん






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