2012/1/27(金) おくあん語録



なぜ休むのがいいのか、と、考えてみます。
相場にはリスクがあります。
リスクとは、予測できない危険、危機のことです。
で、このリスクを回避するために、徹底的に相場を分析し、
相場の先ゆきを予測して、投資行動を安全なものにする。
あるいは、儲けるための行動のための根拠や理由にする。
普通の現実世界およびビジネス世界では、リサーチや分析は、当然のことで、
むしろ、これをおこたることは自殺行為に等しい。

しかしです、予測できない危険や危機を予測でもって回避できるのか?、という問題につきあたります。
そして不安があれば、さらなる安心と材料のために、さらに予測を確実にする研究に没頭する。
でも、予測が確実であればあるほど、かえって、フリーズ状態をまねくということはよくあります。

これは、知らず知らずのうちに、落とし穴にはまってしまっているわけです。
結局、自分の予測が、一番リスクが多いという悲しいことになるわけです。
もちろん、たまに大当たりすることもあると、ますます自信を深めることになるわけで。
ゆきだるま式悪循環にはまってしまうと、最後までわからない。

なにがいけないのか?
相場のリスク面に対して正しいアプローチがとれているのか、ということです。
相場の予想不可能な動きに対して、心理的にも物理的にも状況に応じた行動がとれる状態なのか、ということです。
とにかく、フリーズ状態は絶対に避けなければならないことです。

極論をいうと、仕掛けや手仕舞いは自分のエイヤッしかないんです。
継続的におこなう、この自分のエイヤッが、悪循環にはまっているとしたら、どうする?
自分では、はまっているのかはまっていないのか、不思議とわからないもんです。
わかるためには、強制的にでも区切りや休みを入れることが必要となるわけです。
リスク回避のための一番合理的な方法でもあると思います。


                                  おくあん






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