2004/11/04(木) 本物の見分け方 その3
その1
その2
本物の見分け方シリーズ第3弾です。
3回目のテーマは「責任の所在」です。
例えば馬券を買って外した時
誰のせいにするでしょうか。
肝心なところでバテた馬のせいですか?
下手くそな騎乗をした騎手のせいですか?
馬場をいじったJRA造園課のせいですか?
それともそんな馬券を買ってしまった自分のせいですか?
結論からいうとここで他のもののせいにするのが「偽物」
自分のせいにするのが「本物」ということになります。
部下に仕事をさせて
その部下が失敗したとします。
ここでその部下の失敗を怒鳴り散らす人がいます。
または全てを部下の責任にする人がいます。
もしそういう人が上司なら
早めに見切りをつけたほうがよいかもしれません。
本当は部下のせいじゃないんですね。
「失敗する部下を選んだ自分の責任」なんです。
こう考えることができる人は本物だと思っていいでしょう。
世の中の成功者と呼ばれる人は大抵こういう考え方をしています。
そしてこう考えることができる人は
やがて「失敗する部下を選ばなくなる」のですね。
本物はそんなことまで背負わなくてよいのにというくらい
あらゆる責任を自分で背負いこみます。
それは失敗の原因が他人にあるのではなく
自分にあるということを知っているからに他なりません。