2005/09/12(月) 本物の見分け方 その5
その1
その2
その3
その4
世の中では解散総選挙が行われましたが
こうした中にも本物を見分けるためのポイントがあります。
今回のテーマは「批判」です。
批判とは
(1)物事の可否に検討を加え、評価・判定すること。
「学説―」「―を仰ぐ」
(2)誤っている点やよくない点を指摘し、あげつらうこと。
「政府の外交方針を―する」
(3)〔哲〕〔(ドイツ) Kritik〕人間の知識や思想・行為などについて、
その意味内容の成立する基礎を把握することにより、
その起源・妥当性・限界などを明らかにすること。
とありますが、一般的には(2)の意味、
つまり他人の揚げ足をとる意味でしかつかわれません。
他人のよいことについて触れないのです。
しかし本物になればなるほどこの「批判」が減っていき、
他人のいいところを紹介しようとします。
他人のいいところを述べず、「批判」ばかり繰り返す人は
本物度が低いといっていいでしょう。
選挙は確かに他の政党の欠点を批判するのが仕事なのかもしれませんが
それでもなお他の政党いいところについて触れている人は本物です。
今回の選挙で「本物」はいましたでしょうか?